みどりの森こども園

布おむつを使用した排泄のお世話の取り組みについて

みどりの森こども園私たちは、布おむつを使用しながら、おむつに頼りすぎない排泄のお世話を行っています。
紙おむつは便利ですが、吸収力が高く、子どもの排泄感覚を鈍らせることがあります。その結果、排泄の自立に時間がかかることも少なくありません。

当園では、赤ちゃんの頃から布おむつを使用し、当たり前に、排泄のたびにおむつを交換します。そうすることで、子どもたちは自然に、排泄後のすっきり感や、濡れた不快さを感じることができるようになります。この感覚を養うことこそが、子どもの発達において非常に重要です。
さらに、ミルクを飲んだ後や午睡後におまるに座らせることで、少しずつおむつの外での排泄経験を積み重ねます。

1歳を過ぎて歩けるようになると、子どもはトイレに行ったり、自分でおまるに座ったりすることに挑戦し、少しずつおむつからパンツへ移行します。この時期のおもらしも大切な経験の一部です。私たちはこれをネガティブに捉えず、「おしっこが出たね」「濡れちゃったね」「すっきりしたね」と、子どもの経験に寄り添います。

こうした取り組みで、子どもは尿意を感じること(「おしっこしたい!」と思うこと)と排尿コントロール(我慢する⇔緩ませる)を学んでいきます。そして、2歳から2歳半頃にかけて、自然な流れで排泄が自立していくのです。

このように、私たちは、大人が子どもたちの成長発達を邪魔しない関わりを大切にしています。

なお、登降園時はご家庭の状況に応じて紙おむつでも構いません。園内で使用する布おむつはすべてこちらで準備し、使用後の洗濯も園内で行っています。洗濯にかかる費用はご負担いただきますが、その他の手間はかかりませんのでご安心ください。

みどりの森こども園
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